ジュニアなんて一生好きにならないと思ってた。
見てくれ、私の担当だ。かわいいだろう？
そうだろう。中村海人くんです。
名前も可愛いな？
そりゃそうだろう、わかります知ってます。
砂糖醤油にからめて食べたいですよね。
今回は、なんで彼を担当するようになったか、その経緯をちゃんと記録に残しておきたいので、足掛け半年でこのはてブを完成させたいと思う。
執筆開始日は2019年8月19日。
執筆終了日は2020年4月5日。
気づけば足掛け半年どころではなくなってしまっていたけれど、まあいいじゃんね。
まず記憶に残る限り初めて私がTravisJapanを知ったのは一昨年の夏。多分2018年8月4日。
私は元々八乙女担だったのですが、JUMP関連でお世話になってるお姉さんの誕生日を祝うため、数人でご飯を食べに行った時。
お酒も入り楽しくなって、みんな掛け持ち先の話とかしてたんだと思います。
当時私は掛け持ち経験ゼロだったので基本聞く側だったのだけれど、一緒に飲んでたお姉さん方からじぐいわのグッズや大橋くんの写真なんかをもらいました！
ジャニオタすぐ自担配る。その頃は(名刺交換の要領で写真出てくるの怖いよ…)と思っていた。1年後、自分もそれになった。
その中の一人のお姉さんがおもむろに取り出したチケットホルダー。
「紹介させてください、私の推し、この子です！」
多分そんな感じでうみちゃんを紹介されたんだと思います…(うろ覚え)
ぼやけた記憶ではあるけれど、その時多分私は「かわいい顔してるじゃないですか！え、この子タイプです〜！」みたいなことを言ったと思う。全然本音だった。
「JUMPが表紙だった前回のBRUTUSに出てるから！」
そう言われて、家に帰ってからBRUTUSの"ジュニアとスーツ"ページを確認したことは覚えてる。
私は誰を布教されても興味がわかなければ2秒で忘れるタイプ＋イケメンの食わずを嫌いする(最低)ので、帰宅後、わざわざBRUTUSを確認したのは今覚えばめちゃくちゃ大きな出来事だった。
うみちゃんのことが心に残っていた証拠。家に帰ってわざわざ過去雑誌から探すほど「中村海人」という存在？顔面？に興味を持っていた。
「人中すご」「何この写真、岩倉使節団かよw」と思った。なんなら今でもちょっと思ってる。すいません。
でも、確か、帰宅してBRUTUSを手に取る頃には既に「TravisJapan」も「中村海人」も名前忘れてて、ジャニーズジュニアということしか記憶になかったなぁ。
お酒も入ってたし、もともと人の顔と名前を覚えるのはめちゃくちゃ苦手なので…
(その日、別のお姉さんからお写真を貰った大橋くんのことは顔も名前も覚えていたので、やっぱり現物給付は偉大。)
家に帰ってほろ酔いでBRUTUSを眺めながら
"あのお姉様はこのジュニアの中の誰かを好きらしい、、かわいい顔してたよな〜！この子かなあ…あれ、名前なんだっけ？"
"たしか紫色のチケットホルダーで、なんかサバイバルな感じの衣装着てたような…？"
くらいの感覚で、特に深追いはしなかったし、わざわざ調べ直すこともしなかった。(そしてチケットホルダーの衣装は特にサバイバルではなかった。)
その後、夏から冬にかけてはJUMPの現場に引っ張りだこでヒィヒィ言いつつ、特に何事もなく年末まで過ごす。
そして12月。
ひょんなことからジャニアイのチケットを手に入れる。
しかし、キンプリではもっぱら岩橋嬢にぞっこんな私。他のメンバーとJrには全く興味がなかったので、ジャニアイをカウコンのチケットと交換してもらう。
そしてカウコン当日。
その日は当然JUMPを見るために行ったので、中継始まるまでジュニアコーナーの間は一緒に入った平野担のお姉さんと好き勝手踊ったりおしゃべりしながらシンプルにめちゃ楽しんだ。
「SixTONES以外にも色々若い子がいるんだな〜！すごいな〜！」と感動しながら。
※この頃顔と名前が一致してたのはSixTONESとなにわ男子だけ。SixTONESでもジェシーと樹、なにわ男子では大橋くんと高橋くんしか分からないレベルでジュニアの知識は皆無。
当日の感想は以下の通り↓
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
SixTONESいかつ〜〜〜〜〜〜〜！
カッコよ〜〜〜〜〜！
出た！！！
夢恋桜！！！
ジャポニカスタァrr〜〜〜〜〜！！！
次はなんだ〜？明らかShow must go onっぽい人達来たな〜。
ほ〜ん、この緑色のスーツのオラついてる人達がTravisJapanて言うのか、へ〜、聞いたことあるな。
執事っぽい育ち良さそうな衣装なのに、センターの男の子髪の毛ガチガチやんけ〜〜（笑）
めっちゃギラついてんな〜〜（笑）
次は…うわ、治安悪そうな人達でてきた。
ストゥーシー卍卍🔥👊って感じ……これがSnow Man！聞いたことある！アクロバットめっちゃやるな〜。
あ、あの子かわいい！キャップ被ってる子、名前なんて言うんですか？あ、佐久間くん？かわいい顔してるな〜！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
てな感じ。特に印象に残ってるのは同行のお姉さんに名前教えて貰った佐久間くん(その日唯一名前と顔を覚えた)。顔面がめっちゃ好きだった。
TravisJapanで言うとちゃかちゃんの顔は覚えてるけど、名前は一人もわからない状態。
この頃はまだまだTravisJapanに興味なかった。
カウコン以来、SixTONESのYouTubeを見るようになり、3月。
JUMPの現場が終わり、金がありあまってたので、パンケーキ食い行くくらいのノリで誘われたSixTONESの単独に行った。
その後、単独のあまりの楽しさから、しばらくSixTONESのYouTubeを貪るように見る。ミスターズドンは良曲すぎる。
そしてその流れでいつからかSnow ManのYouTubeも見るようになった。
「ジャニーズジュニア、ポテンシャル高すぎん？！こっっわ」
というのがこの頃の率直な感想。
それまでジュニアのことを舐め腐っていた私はもう、それはもう本当に度肝を抜かれた。
歌って踊れてトークもしっかりしてて面白くて、単独でコンサートもやってて？
え、これデビューってなに…？
好きになるとか落ちるとかそういうことではなくて、ただただ驚き。
そして若干の焦り。
下手したらデビュー組より面白いし、歌って踊れてトークも完成されているのでは…？デビューしたからってぬくぬく活動できるわけじゃない時代が来る…？と思うと、心の底がヒヤッとする感覚だった。
でもそのころのTravisJapanはアー写が好みじゃなかったので、とらチューブは全く見てなかった……ごめん……
なんかYouTube初期のアー写しまむらみたいな服きてなかった…？顔色悪いし…顔面至上主義なのでそこはほんと、ごめん(シビア)。
アー写が悪いだけで、本人達は恐ろしいほど整っている最強顔面集団だと知っていればもっと早く出会えたかもしれないな〜〜〜
てかマジであのアー写なんやったん？証明写真？顔色という概念消え失せてたよ…まあ死んだ顔でも好きですが。
そして来たる4月。
運命のもしも塾。
光さんが出るって言うから。
しかも舞台だって言うから。
しかも、私の愛するグローブ座で。
そんなの絶対みたい！！！！！！！！！！
と息巻いて応募したもののあっさり全滅。
そりゃもう凄まじい倍率を前に
当たり前に全滅。
生まれて初めて50名義以上使ったのに清々しいくらい全滅。スマホに届くのは「残念ながらお席をご用意することがなんちゃらかんちゃら」のメールばかり。こちらはATMに札束つぎ込んでPay-easyしてんだから気合いでお席ご用意しろよ。誠意を見せろ、誠意を。
しかも後出しみたいにジュニアが出るとか言い出してチケットはさらに入手困難に。
村上くん余計なことしてんじゃねえ！！！
Jr担も可哀想だろうが！！！！
血で血を洗うな！！！！！！！！！！
というのが正直なところだった…
しかし、公演前日、奇跡的に当日券の電話を友達が繋いでくれ、見に行けることに。
もしも塾当日もすったもんだ色々あったのですが、そのレポは前のアカウントで書いたので今回は端折りますサーセン…🙏🏻
公演中は9割9分9厘""八乙女光""だけを見てた。(当たり前である)
少なくとも光さんが出てる間、双眼鏡を手放すことはまずなかったし、他の人を見ることもなかった。
でもなんか、ちょこちょこ双眼鏡に映り込んでくるかわいい子がいる。
なんかかわいい。
身長高い。
雰囲気好きだな〜。
え？あの子が東のヒモ代表…？なの？
あ、中村海人くんっていうの？
えーーーー、
超プリティ。
公演中はあまり深く考えていなかったし名前も覚えていなかったけど、公演後、光さんのブログにジュニアたちとの5ショット写真があがって。
「あ、さっきのかわいかった子だ。写真だと人中すごいな」
このときうみちゃんの顔をやっと認識した。覚えた。脳みそのシワがひとつ増えた(ひとマス進む)。
ついでに中村海人と吉澤閑也がTravisJapanにいることも覚えた(ふたマス進む)。
ただしTravisJapanは関西ジャニーズJrだと思っていた(振り出しに戻る)。
しかし、まあ自担しか見れず本命を2人心に置くことが苦手で、今まで幾度となく掛け持ちに失敗してきた私、ここでもまだ中村海人に落ちず！！(しぶとい！！)
過去Sexy zoneやKing&Prince、ジャニーズWESTなど友人に布教されるがまま数々のグループに手を出し、ファンクラブに入会し、コンサートに行き、その度に"ごめんめちゃくちゃ好きだし応援してるし幸せになってほしいけどやっぱり掛け持ちできねえよお〜〜〜〜〜〜！！本命はひとりしか無理なんだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！"とJUMPに舞い戻っていた典型的不器用女こと私。
いや、今思い返せばトラジャに落ちるきっかけは山ほどあったのになあ〜〜〜〜！！
手元の自担以外興味無さすぎる故、道端に落ちてるダイヤモンドに気づかないんだよな…
でも、このもしも塾をきっかけに
はっきりと「中村海人」が心に残った。
どうやらジュニアにヒモがいる。
その事実を胸にもしも塾の翌日、ミュージカル「ハル」を見に行く。
いや、初夏の私めっちゃ贅沢なことしてますやん。怖。戻りたい。
ハルはもともと薮担のお姉さんに協力して申し込んだはいいが、結局行けなくなってしまったらしく、代打で私が観に行った、という感じ。
へ〜、薮くん頑張ってるな〜！と思っていたら、歌って踊れて演技もできて何よりお顔がスペシャルキュートというめちゃハイスペックアイドルしめちゃんに出会う。
その頃の私はまだジュニアを舐め腐っていたので本当に驚いた。これ、白目むいて寝てるとかじゃないと釣り合わないって……と思った。そのくらいハルのしめちゃんは衝撃だった。そしてしめちゃんは白目むいて寝てなかった。
正直、まだジュニアだし、どんな大根演技かと思ってたのに、顔かわいいし、全然普通にカンパニーに馴染んでるし、顔かわいいし、歌も心にすっと入ってくる綺麗な声だし、顔かわいいし、顔かわいいし…………顔かわいいんだよ！！！！！！！！！！
でもまあ基本はずっと薮くんをみてたし、ここでもまだTravisJapanにはハマらず。(ていうかしめちゃんがTravisJapanだということを知らなかった。)
いや〜〜〜、しぶとい！！！！！！
ゴキかよってくらいしぶとい！！！！！
ほんといつになったら落ちる？🔥🔥🔥
いい加減気づけトラジャに👊👊👊👊
その後、ジュニアのことなんて忘れかけていた
2019年5月23日。
Twitterを見ているとトレンドの1番上にVOLCANOのダンス動画が出ていた。
え、この人たちめちゃくちゃ飛んでる怖っ。
ビックリ人間じゃん…え、これ飛んでる？
写り方の問題か？絶対そうだよね？
錯覚みたいなやつだよね？
人間こんなに飛べないもんな……
と半信半疑でYouTube再生。
本当に飛んでた。
イマドキのジュニアってこんなに踊れるんだ…しゅごい…てかもうこれダンサーとかになるべき人達なのでは…？
などと考えて一夜明けた翌5月24日。
私の布教でうっすらとJUMPに知識のあるバンギャの友達から突然送られてきたURL。
「私ナンジャモンジャゲーム好きなんだけどさ、見てたら光くん出てきたよ」
TravisJapan【先輩ジャニーズに…】例えてナンジャモンジャ！
ナンジャモンジャゲームが好きってどういう感情？てかこの人たち誰。と思ったが、光さんが出てくるというのでとりあえず再生。
ア！！！？！！
君はもしかして……
もしも塾の時の………
ヒモくんかね！！！！？
このナンジャモンジャゲーム回のとらチューブこそが、私とうみちゃんの運命の再会(数週間ぶり)でした。
そしてこのとらチューブをきっかけに
「アー写盛れてなかったけど、みんな可愛い顔してるじゃん」という宇宙の真理に気づく。
↓
そしてTravisJapanの顔が良いことに気づいたので他のとらチューブも見始める。
(何度も言いますがマジで強めの熱心な顔面至上主義者。)
↓
おすすめ動画にVOLCANOが出てきて""エッこの人たち昨日の超人的跳躍力集団じゃん！！""ということに気づく。そしてダンス動画を見始める。
↓
カウコンの夢ハリとロックロックを見つける。
【動画更新】東京ドームでのパフォーマンス映像！Travis Japan @ ジャニーズカウントダウン2018-2019 in 東京ドーム | 「夢のHollywood」「Lock Lock」
↓
エッ、、、？
この子達、あの日のゴリゴリガチガチ緑スーツ集団！？！！
エッ待って、
あの日ガチガチオールバックで
極道👊🏻🔥卍卍卍
みたいな顔してた人とちゃかちゃんが
同一人物！？！！！！
その後、ミュージカル"ハル"に出演していたのがしめちゃんだと知りさらに仰天。
もう、そこからは気づいたら転がり落ちるように沼の底まで来ていた。
今まで点だったものが一気に繋がってTravisJapanという輪郭を帯びていくあの感じ、快感でしかなかった。
過去に何度となく「すごい」と感動していた人達が実は全て同一人物で、そのパフォーマンスが惜しげも無く無料サイトに上がっている。
そしてなにやら私の惚れたプロパフォーマー集団は同時にぽやぽやの赤ちゃん集団で、実質シルバニアファミリーだったらしい。
それから徹夜してYouTubeを全て見漁り、2日ほどでうみちゃんにずっぽしハマる。一丁上がり。
とびきり可愛くて笑い方がおもしろいうえに私服がオシャレで四肢が2mあってなんでも似合うパリコレモデル。
ぽやぽやしてるけど地頭は良さそうで、気分屋でジャイアンっぽいけど繊細で、ちょっとディスられたら目に見えて凹む。
それでいて大胆で、強気で、まるで人の目なんて全然気にしてないみたいな行動ばかりとるくせに実はめちゃくちゃ考えてる。
知れば知るほどやめられなくなって、止められなくなって、そのままの勢いに乗りうみちゃんの顔と名前が一致してから数日足らずで情報局に入会。この時にはもう、うみちゃんの虜だった。
そしてそのままの勢いでff外から失礼しまくり島倉千代子のチケツイ芸を披露しKis-My-Ft2 ドームツアー "FREEHUGS!!" 6月2日 西武ドーム公演に入る。(なかなか落ちないくせに一旦落ちると全ての行動が気持ち悪いくらい早い。)
ドームでは正直なところ、どれがうみちゃんだかさっぱりわからず、その姿を見つけることでいっぱいいっぱいだった。
その日のお供はドーム規模では心もとない8倍双眼鏡だったし、まだシルエットだけでうみちゃんを見分けられるほどの経験もない。
そして席は紛うことなきド天井。
ましてや今までデビュー組しか追った経験がないからバックという存在にも慣れてない。モニターに映らないだけでこんなに見つけにくいのかと四苦八苦。
そもそも一週間前まで顔も名前も覚えてなかった人を、広い広いドームの中を駆け回る何十人の中から探すんだもんな、そりゃ見つけられなくて当たり前ですよ。裸眼視力0.1だし。
だけど、アリーナ席でルール守ってるファンの人を探してにっこにこでファンサする姿。
ルール守らない人に"うちわ下げて"ってジェスチャーする姿。
藤ヶ谷くんの後ろでも引けを取らない色気を放出しながら踊る姿。
tequilaでデッッッロデロに泥酔してゲボゲボ吐きながら松倉くんに「おまえも飲めよ！」とウザ絡みする姿(笑)
見つけたとき、どの瞬間を切り取っても
「あー、この人に本気出して絶対後悔しない」
って直感で感じさせてくれた。
うみちゃんなら、TravisJapanなら、絶対、本気に本気を返してくれると思った。そう信じられるパフォーマンスを見せられてしまった。
もう、やみつきになっちゃって。
うみちゃんが。
一瞬で心奪われてしまった。
半年間何度その姿を見ても気づかなかったのに、知った途端たった数日でこんなに私を変えられてしまった。
とはいえ、本命はまだ八乙女光だけだから.......と心の中で葛藤していたこの頃。
抗えない抗力を感じながらもまだうみちゃんに本気だすことを戸惑っている自分もいて
「いや、そんなに好きじゃないし......」
と意地を張る日々。アオハルかよ。
FREEHUGS!!からしばらくはJUMPの新曲リリース時期だったこともあり、うみちゃん関連の推し事は週に一度YouTubeを見るくらいに落ち着いていた。
そして来たる8.8。
「絶対、何かある」そうわかっていて入った公演。
(絶対スト、デビューするじゃん。)
そう思ってた。覚悟してた。わかってた。
例えデビュー発表があっても私はそんなに落ち込まないと思ってた。ほんとに。なんなら(もう10年以上ジャニオタしてきて初めてデビューの瞬間に立ち会うな〜)ってちょっとワクワクしてたくらい。
だけどあの日、発表があったあの瞬間、全身に鳥肌が立って、血の気が引いて、理屈じゃなく、ポロポロ涙が止まらなくなった。悔しいとか悲しいとかじゃなくて、もう何も考えられなくて、考えたくなくて。
大きな花束を抱えて晴れやかな顔で踊るSnow Manを見て「あ、この人達にもおいていかれるんだ」って思ってしまった。スノとトラは一緒だと思ってたのに、トラだけおいていかれるんだ、って。
そこで初めて「わたし、こんなにトラジャのこと好きだったんじゃん。」って気がついた。
置いていかれたわけじゃないって今ならわかる。トラジャに足りないものがあったとか、スノストが完璧だったとか、そういうことじゃないって今ならわかる。全てタイミングで、全てエンターテインメント。
でもあの頃はなんにもわからなくて、考えたくなくて。終演後グッズ売り場でトラジャのうちわとタオルを買い占めるしかできなくて。泣きながらグッズ列に並ぶトラジャ担を見てなんとか気持ちを保ってた。
そこからTravisJapanの中村海人くんを「担当」する覚悟を決め、サマパラからは全力で金を支払い始める。
初めて同じうちわや写真を複数枚買った。
初めてグッズ列を何周もループした。
初めてグッズの売り切れが嬉しくて泣いた。
中村海人くんのオタクになってから、毎日本当にめちゃくちゃ楽しい。楽しすぎて怖い。幸せすぎて毎日泣きそうだ。ていうかたまにちょっと泣いてる。新規ハイと言われればその通り。いつか慣れる日が来るかもしれない。
だけど、うみちゃんが教えてくれるのは全部全部心がポカポカあったかくなる感情で、うみちゃんは「こんな幸せになったことない」を常に更新し続けていく。
実はサマパラの時に初めてTDCに入って、今まで経験したことの無い距離の近さに"きっともうこれ以上幸せになれることは今後のジャニオタ人生で無い…ならもういっそ今担降りしたい！！"と思った。
怖すぎる。落ちて1ヶ月足らずで担降り思考、怖い。怖い怖い怖い。そのうち心中願望目覚めたらどうしよう。宮近くんかよ。フォロワー各位、止めてください。
でも、オースティンのときのうみちゃんは、サマパラの幸福度を余裕で超えてきたんですよね……
ファンサもハイタッチも何もなしの横アリスタンディング公演で、余裕で。
TDCという激近ステージの、あの伝説の顧客満足度を誇った演出・セトリの、TravisJapan SummerParadise2019を、余裕で超えてきた。
TravisJapanの自己プロデュース能力どうなってるん？幸福度無限やん規格外のハピネス集団かよ……
この日、楽しすぎて、"わたし、幸せすぎて怖い……トラジャ担、震えるほど楽しい……"と、興奮のままバンギャの友達に電話をかけた。私にナンジャモンジャゲーム回のとらつべを送り付け沼に突き落とした張本人。
実はサマパラの日にも同じ友達に電話をかけ、「担降りしたい…」とセンチメンタルすぎる心の内を相談していたのだけれども、オースティンの日の私は1度もネガティブ思考にはならなかった。
幸せすぎて担降りすら考えたサマパラの幸福度を、まあ軽〜く超えてきたTravisJapanを見て、完全に白旗振ってた。もう降参。どう考えても私の負け。好きにしてくれ夢中だよ。
"もうこれ以上幸せになれないから担降り！"なんて考え吹っ飛んじゃうくらい毎度余裕で幸せにしてくれるって、「次会う時には絶対今日より幸せにしてくれるんだこの人。」って1ミリも疑う余地なく信じられた。
そして虎者-NINJAPAN-。
さすがにジャニーズのトンチキ舞台だし(すいません)、うみちゃんが死なない限り泣かないだろ……と思っていたのに1幕だけでもわんわん泣いた。うみちゃんは元気に生きていたのに、涙がバーバー溢れて仕方なかった。
1幕も2幕もずっと全細胞に幸福感が満ちていくのを感じてた。また幸せの最高記録を塗り替えられてしまった。怖い。TravisJapan無限に良くてほんと怖い。幸せすぎてこのまま死ぬのでは…？をここまで実感したのはTravisJapanが初めてだ。幸福に溺れて死ぬ。
うみちゃんの現場は、いつも「スペシャルサイコー！！！」の感想が強すぎて終わったあともう何がなんだかよく覚えてないのが正直なところだけど、朦朧とする意識の中今まで1度もうみちゃんにガッカリさせられたことがない。
きっと今後も私がうみちゃんにガッカリすることはない。「それがうみちゃんなんだ」って、ざっくりうみちゃん全体が好きだから。
ここが好きとか〇〇だから好きとかじゃなくて、ざっくり全体的になんか好き！を拾い上げてるから、きっとそのガッカリ感すら好きとして拾い上げてしまう。
だからもう、うみちゃんにゾッコンなんだよ。お手上げなんだ、完全に。もう勘弁して欲しいよ。うみちゃんに出会ってから預金残高ずっと泣いてるのに私はずっと笑ってる。
PARADEも、月並みな言葉しか出なくて申し訳ないけど、サイコーに綺麗だった。
どちらもダンスを売りにしているJUMPとトラジャが並ぶことにどこか恐怖を感じていて、優劣ついてしまうのではないか、とか勝手に心配してたけど、マジで杞憂だった。杞憂杯2019グランプリ。
八乙女担として、トラジャがついた途端上がった転売相場を見て心底悔しかった名古屋初日。
中村担として、素直に「おめでとう」が言えず苦しかった名古屋初日。
そのどんより落ちた気持ちのまま迎えた私的PARADE初日、Hey! Say! JUMPの物語性溢れるコンサートにTravisJapanが違和感なく溶け込んでいて、うみちゃんを見つけた瞬間ただ単純にその空間がすごく綺麗で「あぁ、良かったね」と心の底から祝福できた。
サマパラ2019の時点でかなり最強だったTravisJapanが、オースティンや虎者、PARADEを経て確実に進化を遂げている今。
世の中は大変だけど、きっと永遠に続くものじゃない。エンターテインメントは負けない。
TravisJapanが今まで吸収してきたもの全てを携えて、世界に羽ばたくその日を楽しみにしています。
いつかくるその未来で、一緒にタップ踏ませてね。
2020/4/5
